ケミカルヘナ(人工染料入りヘナ)

ケミカルヘナとは何か

ヘナには人工染料(アルカリカラーに含まれているジアミン)が入ったタイプもあるのをご存知でしょうか?
ここでは【ケミカルヘナ】と呼びたいと思います。

ベースに天然ヘナが使われており天然ヘナと同じ特徴を持ちます。
忙しい現代人に合わせ人工染料を入れることで天然ヘナより放置時間も短く、また一度染めでもかなり濃い茶や黒に染めることが可能です。
天然ヘナと同様、ブリーチ作用はありませんから黒髪を明るくすることは出来ません。
暗く染めれば染める程、人工染料の含有量が増えるということになります。

 

ジアミンアレルギーにご注意を

ヘナの植物アレルギー及び一般のカラー剤のように含有成分のジアミンアレルギーでかぶれることがあります。

染めた直後から真っ黒に染まる場合天然100%ではなく化学染料が混合されたこのケミカルヘナの可能性があります 。

●天然100%とケミカルヘナの違いを明確に示さず「ヘナ」とメニュー化されている場合は注意が必要です。

●国内、海外でもこの化学染料配合のヘナによるアレルギー反応が多く知られています。
最悪の場合は死に至ったケース、2000年代でも報告されています。

●アルカリカラーにも含有の【ジアミン】が原因のアレルギー反応で【ヘナ=天然もの=安心】と、アレルギ体質の方が知らずに使ってしまうケースもあるようです。

●天然ヘナとして販売していたが、化学染料の混入が自社調査で判明し、商品回収騒ぎになった有名メーカーもありました。(2012年)

●【香草カラー】【和漢彩染】なども人気ですがジアミン配合のためアレルギーの方はご注意ください。

天然もの【のみ】で染めるか否か

アレルギーのお客様には生死に関わる重大な問題です。
言葉のマジックで『なんとなく髪に良さそう??』という明瞭でないメニューではお客様を混乱させ望ましくありません。

美容室毎にメニュー名称は自由に設定可能です。
パッと見て自然派・ハーブ○○・オーガニック○○という触れ込みでも化学染料配合の商材はたくさんあります。

※当店ではここを明確に線引きしております※

天然ヘナは真っ黒に染まらない

『ずっとヘナで染めています』というご新規のお客様が毛先まで真っ黒なことがございます。

以前の美容室又はご自身でお使いのヘナがどのような商品か確かめる術はありません。
ただ、少なくとも当店で天然ヘナ→天然インディゴの2度染めをしたとしても真っ黒にはなりません。
地毛の黒髪はもちろんそのままですので、それ以外の白髪はブラウンというような仕上がりです。
もちろん回を重ねるごとに濃く入るものですが一目見て、これは人工染料入りのヘナだったのでは…という事があります。

●高品質のヘナを使用し・加湿加温で30分でやっと染まるのが本当の天然染料ヘナ

●塗って短時間で濃いブラウン・ブラックに染まるのが化学染料の力、ケミカルヘナ

天然ヘナコースの仕上がりは、ぜひ当店の施術事例のページをご覧くださいね♪

※天然ヘナは古来より薬草として重宝され子どもの発熱時ヘナペーストを掌におき解熱剤として活用しているそうです。(『神秘の植物ヘナ』より引用)

明るく染め直せないのでご注意

ケミカルヘナはヘナ成分に加えて人工染料入りです。
一度染めると明るく染め直すことは困難です。
ただ、これはアルカリカラーの白髪染めや黒染めにも言えることです。
暗く染めた髪を明るくしようとするとき、必ずそれまでの染料が残留しますので注意が必要です。

ジアミン配合ヘナは黒髪を脱色させる作用がないため、その分のダメージは軽減することが出来ます。
当店では取り扱いはございますがネット上でもメニュー表記はしておりません。

定期的に染めるので傷めたくない方、ヘアマニキュアやアルカリカラー白髪染めの香りを好まない方・縮毛矯正をしているので傷めたくないがヘアマニキュアをはじいてしまう毛質の方など一定の需要がございます。